クロフネ銀行

クロフネ銀行という競馬情報サイトについて徹底検証してみました

今回競馬口コミstyleが検証する競馬情報サイトはクロフネ銀行というサイトになりますので、気になったところをまとめていきます。

1ヶ月の金利「255％」のクロフネ銀行があなたに力を貸します。

一般の銀行に預金をするよりも、跳ね上がって現金が舞い戻ってくるでしょう。

！？！？255％の金利！？何を言ってるんでしょうかｗ

一般銀行と比較するようなことを唱えていたとしても、比較の対象にはならないパーセンテージでふざけてるとしか思えません。

パッとみ255％は「すごい」と思ってしまうかもしれませんが、冷静に考えてあり得ない金利ですので非常に怪しいですね。

現状では確証がないため全てを否定することはできませんが、これからの検証で真実を明らかにしていきましょう。

クロフネ銀行とはどんなサイト？

TOPでも話しましたが「1ヶ月の金利255％」とはかなりぶっ飛んだ話です。

上記の画像は某銀行の定期預金金利データですが、見ていただくと分かる通り5年でもたったの0.30％にしかならないのに、1ヶ月で255％になるなんて信じられない。

もしそれが事実なのであればとっくに話題になっていると思いますしメディアにも取り上げられているはずなのに、僕はそのような話を一度も聞いたことはありません。

嘘か？嘘なのか？

クロフネ銀行の運営者は利用者に1ヶ月1万円を預けさせ、金利の255％の例えとして毎月25万円の収入となり利用者に返ってくるといった試算を出しています。

競馬で「月に25万円の副収入」は不可能ではありませんが、「毎月」になってくると話は変わってきますので詳しく調べてみると、どうやらクロフネ銀行が利用している「鉄則」というものが基になっているようです。

「勝ちたいなら負けない馬券を買うこと」

そんなこと出来たら苦労しないわ！！てか、当たり前だろ！

鉄則とは「勝ちたいなら負けない馬券を買うこと」と言っていますが、競馬において当たりやすい馬券は低配当を指すことと変わりありませんので、それなりの払戻金額を狙うのであれば資金も必要になり、不的中に際の負担額は高配当馬券を購入する時よりも多くなります。

つまり「競馬で当たる確率が高い馬券」を買う事が得策とは言えません。

思った通りに当たらないのが競馬ですし、確信もない「鉄則」などと自ら編み出したような言い方をエサに利用者を募集しているようにしか見えないため信憑性に欠けます。

因みにクロフネ銀行がユーザーに提供する券種はワイド馬券のようです。

 

この宇治田という人物は15年間連続でクロフネ銀行と専属契約しているらしく「ワイドの神様」と呼ばれています。

下記の画像は宇治田に1ヶ月お試しで専属契約をした時の結果ですが・・・。

「ワイド1点で9レース中9レースの的中です！！」

無茶苦茶だｗ

アホだｗ

ゴミだｗ

ワイドとは、1着〜3着以内に自身の予想した馬が2頭入着することで的中する馬券なので、競馬で購入できる券種の中でも的中のしやすさとしては納得がいきますが、3分の2を1点で的中させることはどのような理由があったとしても現実的に無理があります。

しかも1レースのみならず9分の9なんて・・・もっとマシな嘘は思いつかなかったのでしょうか。

競馬はギャンブルです。

クロフネ銀行の「1ヶ月の金利255％の現金が舞い戻ってくる」は利用者に利益を約束する、確信的な要素がないにも関わらず収支を獲得できるという表現ですので、どのような理由があったとしても競馬や他のギャンブルに対して使用できないワード、不適切な言葉となります。

下記の項目はクロフネ銀行以外の競馬情報サイトが使用していることでも悪徳と認識することが可能なキーワードですので、箇条書きで記載しておきます。

• 八百長
• 裏情報
• 必ず・必中
• 確実・稼げます
• 的中させます etc ←これ
• 信じられない的中率・回収率 ←これも

競馬はいかなる方法を用いたとしてもギャンブルであり、農林水産省の管轄の元行われています。

上記でも説明した通り対象は生き物で個人差があるジョッキーが跨って勝敗を競いますから、自然の摂理やイレギュラーな事故も含め不正をすることはできず、結果を約束することは不可能。

クロフネ銀行のようなあまりにも非現実的な表現・数字・言葉をみつけたらすぐに疑いましょう。

競馬口コミstyleが過去に検証してきたサイトでは信じてしまいそうな書き方や真実に見える事がありますが、項目のような表現が伺えた競馬情報サイトはいかなる理由をもってしても悪徳認定されていますのでクロフネ銀行にも同様のことが言えます。

利用は愚か登録さえもしないようにしましょう。

クロフネ銀行の的中実績はねつ造

クロフネ銀行に掲載されている的中実績になります。

クロフネ銀行のこれまでの実績を見てみると一番古いもので2017年8月5日の記録があり、サイトのドメイン取得日を調べてみたところ2017年11月10日でしたが、これは宇治田個人の実績であるためねつ造を断定することはできませんでした。

しかし、下記の画像は「クロフネ銀行」の会員の声です。

この方の感想文を読んでみると「もうクロフネ銀行の会員になってから10年以上が経ちます。」とあります。

あれ、なんかおかしいですねｗ

この「クロフネ銀行」のドメイン取得日は2017年11月10日のはずです。

ドメイン取得日以前にサイトが存在することはあり得ませんので、サイトが存在していない＝物理的に利用・登録をすることができないということになります。

以上のことから、石川県のK様が10年前からクロフネ銀行を利用することはできません。

情報を提供する対象者がいないのに実績があるわけないので、会員の声は勿論、掲載されている的中実績も意図的に作成されたモノと断定ができます。

会員の声や的中実績が嘘だと発覚した以上利用価値は皆無。

今回のようなドメイン取得日から実績の矛盾や、万馬券的中証明書・購入画面の加工は非常にわかりやすいですが、各サイトによって仕様は異なりますのでどんな方法であってもねつ造であると暴ける素材の対象を幾つか挙げておきます。

• ドメイン取得日と的中実績の日付 ←これ
• 勝馬投票券の偽装（QRコードが読み取れない）
• PAT購入画面の加工
• 買い目・券種の記載がない実績 ←これも
• 競馬サイトの払い戻し画面のみ掲載

改めて項目を見直してみるとクロフネ銀行は該当する項目が多数ありますので、上記で参照したような細かい説明をせずとも断定することができそうですね。

どんなに現実的な実績でも嘘の可能性は充分に考えられますので、サイト検証の際には是非参考にして下さい！

悪徳競馬情報サイトに騙されないための手段の１つですし、優良と呼ばれている競馬情報サイトは的中実績のねつ造など小細工はしません。

クロフネ銀行の特商法の表記について検証してみました

• 特定商取引法の表記・記載について

特商法の表記とは、有料情報やそのサイト内で料金が発生している場合に必須となる表記で、それが明確に記載されていないとそれだけで法律違反の対象です。

記載されていなくてはならない項目は下記の6つになります。

• 運営会社名
• 運営責任者
• 所在地
• 会社情報
• 電話番号
• メールアドレス

上記に注意してクロフネ銀行が記載している特商法の表記を検証してみます。

所在地の表記は「東京都大田区蒲田5丁目30-15」になっていますが、建物名・階数・部屋番号が記載されておらず特定に至ることはできませんでした。

しっかりとした表記が必要であるとわかっているにも関わらずそれを軽視しており、法に触れている部分を有耶無耶にしている時点で信用できる競馬情報サイトではありません。

また、運営会社については記載すらされていませんでした。

特商法の表記すらまともに記載できない競馬予想サイトからまともな情報が提供される訳がありません。

どうしようもない悪徳サイトですね。

同一運営の可能性があるサイトがないか調べてみた

クロフネ銀行と同一運営の可能性があるサイトについて調べてみました。

参考資料は下記になります。

• サーバー情報    （利用サーバーが同じだったりします）
• IPアドレス        （全一致や部分一致があると断定できます）
• サイトデザイン（なんとなく似ていることが多い）
• 特商法の表記   （表記が画像で処理されている場合がある）
• ページソース   （見た目で把握できます）
• 電話番号          （フリーダイヤルやIP電話、同一運営は統一されたりしています）

項目を参考にして検索してみた結果から該当したのは「DigiRock, Inc.」というサーバーを利用しているグループで、悪徳競馬情報サイトのみを運営していることから業界の中では有名です。

1ヶ月の金利255％、確実に当てる、月収500万円は簡単など、利用者に好都合と思わせる文言や、絶対にあり得ない情報で高額的中させるという非現実的な実績ばかりを掲載しています。

ねつ造・詐欺を得意とする「DigiRock, Inc.」利用グループは、数ある悪徳競馬情報サイトの中でも更に悪徳ですので、被害に合わないようにするためにも特徴は掴めるようにしましょう。

サイトデザインはテンプレで使いまわしが多く、以前に閉鎖されたサイトから画像だけを使って新しいサイトを作成することも多々ありますから、見たことのあるような仕様が良く見受けられます。

決済代行会社を利用するという特徴があることから振込先を調べてみたところ、今回は【馬遊人】という決済代行会社を利用していました。

普段から【馬遊人】や【イージス】という2社の決済代行会社を利用していることが確認できていますが、極稀に【株式会社クリエイト】【株式会社サンフラワー】【株式会社F】など、他の会社を利用するという事例もありますので、振込先が確認できる時には是非参考にしてみて下さい。

どんなに魅力的な事が書かれていても「DigiRock, Inc.」利用グループの競馬情報サイトというだけで例外なく悪徳ですから、それがわかった時点でいかなる理由があっても登録・利用は控えて下さい！

騙すことしか頭にないゴミ集団は早く捕まって下さい。

クロフネ銀行の口コミ 評価 評判 まとめ

これまでの検証結果からクロフネ銀行は悪徳と認定します！！

下記に要点をまとめておきますので再度確認してみてください。

• 的中実績はねつ造
• 利用者の声はウソ
• 特商法の表記は適当
• 決済代行会社は馬遊人
• 同一運営が最高に悪徳

絶対に登録・利用してはならない競馬情報サイトがまた１つ増えました、安易な気持ちで騙されないように注意して下さい。