競馬バカ一代「菊地会」

競馬バカ一代「菊地会」という競馬情報サイトを検証してみました

今回検証するサイトは競馬バカ一代「菊地会」という競馬予想サイトになります。

今年もJRAから2,000万円をぶっこ抜くサイトのようで、競馬バカ一代「菊地会」の目的は2年間勝ち続けたノウハウを教えることらしいです。

「今年も」と記載されているので過去にも同じような結果を残している事が伺えます。

前例の実績があれば信憑性が増しますし、2,000万円もの大金を獲得できるのでしたら一石二鳥ですが、うまい話には裏があると聞きます。

まずは鵜呑みにはせず詳しく調べてみましょう。

競馬バカ一代「菊地会」とはどんなサイト？

競馬バカ一代「菊地会」は予想を提供する競馬情報サイトではなく、予想を提供してくれる主催者の間に1枚噛んでいる競馬サイトのようです。

主催者と一緒に2,000万円をぶっこ抜くためには競馬バカ一代「菊地会」の運営者の仲間に加わらることが大前提ですが、ノウハウに料金はかからず完全無料でプレゼントしてくれるみたい。

但し、無料で受け取れる人数には上限が設けられているため、登録が完了しても必ずノウハウが受け取れるわけではないようです。

大金が手に入るノウハウですから教えられる人数に上限が設けられていても何ら不思議ではないですね。

ちなみに競馬バカ一代「菊地会」の運営者は、2年間で2,000万円を手にしたようです。

流石に即金ではないようですが1月平均83万円近くの収益を得ている事になりますので、競馬で得られる収益としては充分すぎます。

実際に無料のノウハウを手にする権利が得られたら楽しみですね。

ということで、用意されていた登録フォームにアドレスを入力して競馬バカ一代「菊地会」に参加してみることにします。

競馬バカ一代「菊地会」に登録してみました

迷惑メールが送られてくるなど、自分のアドレスで被害を受けないようにフリーアドレスを用意して登録してみました。

競馬バカ一代「菊地会」に登録してから数日が経過すると、担当の菊池から競馬バカ一代「菊地会」について詳細が送られてきました。

記載されているURLをクリックすると競馬バカ一代「菊地会」のノウハウについて書かれているページに飛ばされました。

ページ内には、設けられている制限人数は50名で1人あたり2,000万円ぶっこ抜くため、合計で主催者から10億円をぶっこ抜くと書かれています。

とんでもない金額だな・・と思っていましたが、どうやら主催者の売上は年間で2兆5000億円らしく、10億円などちっぽけなくらいの大金持ちのようです。

規模感が大きすぎてしっくりこないですが、1万円で100円を払うような感じですかね？

であれば主催者にダメージはないように思うので気兼ねなく参加表明しますが、既に17名の枠が埋まっているらしく残りの枠は33名まで絞られていました。

それなりに人気ですね。でも、思っていたよりも競争率が低そうなことに違和感を覚えます。

僕が競馬バカ一代「菊地会」から届いたメールを見たのは翌日なので、かなり時間が経ってしまったと思っていましたが、年間で2000万円も稼げるのにたった17名しか登録していないのは何故でしょうか。

それともう1つ。制限された人数以内のユーザーへ無料でノウハウを提供すると言っていたはずですが、菊池会へ入会するためには料金がかかります。

嘘つきですね。無料ではありませんでした。

料金は9週間で176,000円。

提供される期間が長く目標の金額も高額なのでそれなりな気がしますが、初回特別参加料金と題して謎の割引が適用されており、今なら9週間で35,000円らしいです。

安いに越したことはありませんが80％OFFはやりすぎですし、そもそも、無料で教えるはずが手のひらを返していることに腹が立ちますね。

言っていることがすぐに変わるのは料金形態だけですか？

2,000万円をぶっこ抜くはずが1度も的中せず、このような予定ではなかった・・と謝罪メールが届いたりしないでしょうか？

1度でも疑う要素が見つかった競馬予想サイトの話はアテになりませんし、無料ならまだしもお金を払ってまで検証する必要はなさそうです。

冷静に考えて提示されている金額は現実的でなく主催者の素性も明らかになっていないので、競馬バカ一代「菊地会」は進んで利用するべき競馬予想サイトではありません。

あからさまにおかしな部分がある競馬サイトへの登録は控えるようにしましょう。

競馬バカ一代「菊地会」の的中実績について

競馬バカ一代「菊地会」の的中実績について調べてみました。

画像は2017年9月の実績ですが、競馬バカ一代「菊地会」のドメイン取得日を調べてみると2018年03月07日でした。

競馬バカ一代「菊地会」はサイトをの運営を開始してから間もないようですが、過去の実績はしっかりと用意していたみたいですね。

結果だけをみると素晴らしいの一言に尽きますが、僕達が求めているのは競馬バカ一代「菊地会」が運営を開始してから利用者へ提供した予想の結果です。

これまでの実績を参考にしたところでそれは過去の話でしかなく、これからの予想にも同様の結果が齎せるとは限らない。

従って、競馬バカ一代「菊地会」の的中実績を参考にすることはできません。

的中実績を参考にする場合は運営期間後のユーザーが参加したであろう結果にしましょう。

競馬バカ一代「菊地会」の特商法の表記について調べてみました

特商法の表記とはサイト内で料金が発生する、または有料情報などと利用する上で料金が発生する場合に必須になる表記で、明確な記載がなければ法律違反になります。

特商法の表記に必要な記載は・・・

1. 運営会社名　（不明）
2. 運営責任者　（菊池一）
3. 所在地　　　（記載あり）
4. 電話番号　　（不明）
5. メールアドレス　（ichidai@kikuchikai.net）

この5つの記載になりますが、競馬バカ一代「菊地会」の特商法の表記には所在地と運営責任者の名前しか確認できません。

法に触れている競馬予想サイトからまともな予想が提供されるとは思えませんし、しっかりとした表記が必要だと解ってながら運営しているとしたら論外。

競馬バカ一代「菊地会」は悪質で適当な競馬予想サイトの類に含まれるので、絶対に利用しないでください。

同一運営の可能性があるサイトが存在しないか調べてみた

競馬バカ一代「菊地会」と同一運営の可能性があるサイトがないか調べてみました。

1. サーバー情報    （DigiRock, Inc.）
2. IPアドレス        （202.172.28.171）
3. サイトデザイン（LP ランディングページ）
4. 特商法の表記   （画像処理）
5. 提供詳細（馬単）
6. 決済代行会社（不明）

上記の6つを参考に同一運営のサイトを探すことができます。

1.サーバー情報
競馬バカ一代「菊地会」は超極悪サイトを大量生産している事で名高い「DigiRock, Inc.」というサーバーを利用しているグループが運営していることがわかりました。

ねつ造・詐欺を得意とする「DigiRock, Inc.」サーバー利用グループは、星の数ほどある悪徳競馬サイトと比べてみても圧倒的に悪徳ですので、騙されないためにも覚えられる特徴を把握しておくようにしましょう。

2.IPアドレス

「DigiRock, Inc.」サーバーを利用するこのグループは毎回IPアドレスが類似しています。

主に202.172.28までは一致しておりその先の2桁或いは3桁のみが毎回変更される使用となっていますので202.172.28のIPアドレスが判明しているサイトには手を出さないようにしておきましょう。

3.サイトデザイン

デザインについても毎回同じです。構成がLP（ランディングページ）で作成されており、質素な作りですから慣れれば一目瞭然です。

4.特商法の表記

「DigiRock, Inc.」利用サーバーグループの特徴と言えば特商法の画像処理です。

本来はテキスト等が好まれますが、画像処理で済ませているのは検索結果として表示されない対策をしているからです。
対策をする理由については人様に言えないような悪事を働こうとしているから。

5.提供詳細

提供する情報は毎度サイトによって異なりますが、その殆どが現実ではあり得ないような手法となっています。

「月間2000万円を約束」「ワイド1点で50万円」「年間で1億円」など、明らかに不可能な結果や収益を堂々と公言してる場合はこのグループと思って間違いないです。

6.決済代行会社

このグループのサイトは料金が発生する場合に「決済代行会社」を利用する事があります。

競馬バカ一代「菊地会」の振込先を調べてみると、今回は「グリーン」でした。

普段からは「馬遊人」「イージス」「サンフラワ」「クリエイト」「グリーン」などの決済代行会社を利用していることがわかっています。

振込先の確認ができる際には、上記の決済代行会社と一致しないか確かめてみることを勧めます。

競馬バカ一代「菊地会」の口コミ 評価 評判 まとめ

これまでの検証結果から競馬バカ一代「菊地会」は悪徳と認定します！！

下記に要点をまとめておきますので再度確認してみてください。

• 金額が現実的ではない
• 無料提供のはずが有料に変わる
• 的中実績は過去のもの
• 特商法の表記は曖昧で手抜き
• 同一運営が最高に悪徳

絶対に登録・利用してはならない競馬情報サイトがまた1つ増えました、安易な気持ちで騙されないように注意して下さい。