競馬WEEK

競馬WEEKという競馬情報サイトについて徹底検証してみました

今回競馬styleが検証する競馬情報サイトは競馬WEEKというサイトになりますので、気になったところをまとめていきます。

競馬WEEKを利用すると絶対に負けることはなく、月収80万円以上が稼げる投資術、勝てる馬券を購入する方法を教えてもらえるようです。

知識・経験・資金ゼロでも稼げるらしいのですが、知識、経験が無くとも稼げるについては何も言いません。

しかし、資金ゼロでも稼げる方法など本当に存在するのでしょうか。

競馬はギャンブルです。ある程度の資金が用意できなければ馬券を購入できませんし、競馬WEEKは慈善事業で運営している訳ではなさそうなので、いくらなんでも大袈裟な表現だと思います。

それともう1つ。

競馬口コミstyleでは競馬WEEKと似たようなサイトデザイン・謳い文句を使う競馬予想サイトを複数検証してきたのですが、例外なく悪徳サイトとして認定しているので、関係性があることを考えつつ検証していきましょう。

競馬WEEKと関係性のあるサイトについて

競馬WEEKの非会員ページには登録フォーム以外に用意されているコンテンツはなく、競馬WEEKについての説明が記載されているページもありません。

画像程度の些細な説明は記載されていますが、どのような情報基から得られるのか、競馬のプロが分析した馬券とは、過去10年以上の膨大なデータについてなど。

一番利用者が求めているであろう部分の詳細には触れていませんので、利益に直結する情報とは言えません。

加えて、見覚えのある画像が使用されていたので調べてみたところ、以前に競馬口コミstyleで検証した、WIN馬券・競馬情報網・競馬最新号というサイトが該当しました。

上の画像は競馬WEEKのTOP画面に使用されていますが、下の画像は過去に検証した競馬最新号という競馬予想サイトのTOP画像です。

デザインは違いますが使われている表現は瓜二つ。

手にすることができるであろう金額も一緒なので、ほぼ間違いなく関係性があるはずです。

彼等はこれまでも同じようなサイトしか作成していませんが、過去のサイトを閉鎖して後に新しく作成しています。

そのため、競馬最新号、WIN馬券、競馬情報網を確認することはできませんが、競馬口コミstyleの検証結果は永久に残り続けるので、是非とも参考にして頂ければ答えに辿り着けるでしょう。

今一度言いますが、このグループの競馬予想サイトは例外なく悪徳サイトとして認定されています。

ここからは競馬WEEKを運営しているグループが、何故悪徳サイトとして認定されているのかについて説明していきます。

競馬WEEKの登録には電話番号が必要

競馬WEEKは通常の競馬予想サイトとは異なり、競馬予想サイトの中でも最も危険な部類に入るサイトです。

その理由は、このグループの運営するサイトは全て登録に電話番号が必要になることです。

上の画像は競馬WEEKの登録フォームで下は競馬最新号の登録フォームですが、やはり瓜二つ。

そしてどちらのサイトも登録には電話番号の入力が必要になります。

会員登録時に電話番号が必要なサイトは同一運営でなくても複数存在しますが、最近新しく作成されるサイトの殆どは競馬WEEKのグループなので、電話番号が必要＝登録してはダメなサイト、的な考えでもいいかもしれません。

手口が明るみになると競馬情報サイトとは名ばかり、蓋を開けてみれば詐欺サイトと呼ぶにふさわしい仕様になっています。

電話番号の入力が必要なサイトの共通点は下記になります。
（必ず一致するので覚えておくことを推奨します）

1. 利益を約束した情報を電話で直接営業してくる
2. 情報料金は高額でしきりに振込を催促する
3. 絶対に的中しないのだがクレームには対応しない
4. 料金が振り込まれた時点で彼等の思う壺

通常の競馬予想サイトはメールでのやり取りが基本になりますが、電話で直接話し合いが始まるとその場の空気に流されてしまいます。

心のなかでは嘘だとわかっていることでも、長い時間を費やして説得されれば揺らぎますし、少なくとも信じてしまう部分が出てくるので、業者はその弱い部分を突いて信じ込ませることのプロです。

完全に詐欺行為ですので法的に訴えることが可能かもしれませんが、通話内容を証拠として残すには録音以外に方法はなく、文章や具体的な内容が残らなければ立証は難しいかもしれません。

彼らは意図してこのような行為を行っていますので最高に悪質な業者です。

従って、登録時に電話番号が必要な競馬予想サイトは悪徳断定！！

実際に登録して検証することができないので、競馬WEEKが他の電話番号の入力が必要なサイトと同様の営業方法かどうかを確認できるわけではありませんが、電話番号が必要だとわかったら絶対に登録を控えるようにして下さい。

加えて、競馬WEEKの「稼げる」について。

これは競馬情報サイトが使用してはならないNGワードですので、電話番号は必要になるサイトでなくても例外なく悪徳サイトと断定することができるかもしれません。

競馬情報サイトでよく使われているNGワードはコチラです！

• 八百長
• 裏情報
• 必ず・必中
• 確実・稼げます ←今回はコレ
• 的中させます etc

競馬は農林水産省の管轄の元行われています。競艇や競輪とは違い生き物にジョッキーが跨って勝敗を競いますから、落馬やゲート難などのイレギュラーな事故、八百長や出来レースはあり得ないので、結果以前に収益を約束することは不可能。

稼げる！稼げます！と断言することはできませんね。

出来もしない発言は誇大広告にもなりますので法に触れてもおかしくないでしょう。

様々な点を踏まえて競馬WEEKは利用できない競馬予想サイトでしょう。

競馬WEEKの特商法の表記について検証してみました

• 特定商取引法に関する表記・記載

特商法の表記とは、有料情報やそのサイト内で料金が発生している場合に必須となる表記で、それが明確に記載されていないとそれだけで法律違反の対象です。

記載されていなくてはならないのは下記の6項目になります。

• 運営会社名
• 運営責任者
• 所在地
• 会社情報
• 電話番号
• メールアドレス

上記に注意して競馬WEEKの特商法の表記を閲覧してみました。

所在地は「東京都品川区大崎1-2」ですが、所在地周辺には複数の建物が立ち並んでいるので、ビル名・階数・部屋番号の記載がないと特定には至れません。

運営会社については表記すらされていませんので、自社の情報を公開するつもりはないのでしょう。

特商法の表記すらしっかりと記載できない競馬予想サイトが、有益な情報や的中する予想を提供できるとは思えません。

同一運営の可能性があるサイトがないか調べてみた

競馬WEEKと同一運営の可能性があるサイトについて調べてみました。

同一運営の競馬情報サイトかどうかを調べるための参考資料は下記になります。

• サーバー情報    （利用サーバーが同じだったりします）
• IPアドレス        （全一致や部分一致があると断定できます）
• サイトデザイン（なんとなく似ていることが多い）
• 特商法の表記   （表記が画像で処理されている場合がある）
• ページソース   （見た目で把握できます）
• 電話番号          （フリーダイヤルやIP電話、同一運営は統一されたりしています）

上記は、あくまでも判断材料ですので全対象サイトが必ず一致しているとは限りませんが、調べることで判明する事が多く同一運営と断定する要素になります。

• 競馬WEEK　　　　160.16.242.220　　Asia Pacific Network Information Centre (APNIC)
• 競馬最新号　　　　153.126.179.54　   SAKURA Internet Inc.
• 競馬情報網　　　　153.122.118.204　 DIX Co., Ltd.
• WIN馬券　　　　　153.122.118.38　   DIX Co., Ltd.
• 競馬ビリオネア　　157.7.107.43　　　Asia Pacific Network Information Centre (APNIC)

サイトデザインや表現の使い回し以外に一致している部分は少ないので、表面上で把握できなければ同一運営の断定は難しそうです。

新サイトを立ち上げる度に以前のサイトを閉鎖している理由の1つかもしれません。

全くIPが異なる競馬ビリオネアは競馬口コミstyleが以前に検証したホースマスターとIP一致していますし、どちらも登録フォームに「必ずご連絡がとれるお電話番号」とありますので、中身の情報は違えど同一運営で間違いないでしょう。

今は競馬WEEKだけかもしれませんが、今後は同じようなサイトを複数同時に運営する可能性もありますので、発見でき次第皆様からの口コミお待ちしています。

競馬WEEKの口コミ 評価 評判

これまでの検証結果から競馬WEEKは悪徳と認定します！！
下記に要点をまとめておきますので再度確認してみてください。

• 資金が無くても競馬で稼げるはウソ
• 登録に電話番号は必要
• 競馬サイトではなく詐欺サイト
• 特商法の表記が曖昧
• 同一運営のグループがヤバイ

絶対に登録・利用してはならない競馬情報サイトがまた１つ増えました、安易な気持ちで騙されないように注意して下さい。